こんにちは!マスキングだ!
今回も、デュエプレ第3弾『英雄の時空』の新カード考察を行っていくぞ!
今回はDM-10『聖拳編 第1弾』で初登場した、《黒神龍ブライゼナーガ》だ!
場に出た時、自分のシールドを3枚ランダムに手札に加える代わりに、6マナで9000ものパワーを持つドラゴン・ゾンビ。
シールド3枚の犠牲は痛いが、手札補充と捉えれば莫大なアドバンテージ!さらにS・トリガーなら発動できるので、追加でアドバンテージを稼げる!!かもしれない。
派手な能力だが使い勝手が難しそうな《黒神龍ブライゼナーガ》。TCGではどのように使われていたのかを知ることで、デュエプレでの活路も見いだせるかもしれないぞ!
TCGのブライゼナーガは、場に出た時にシールドを全て回収する能力だった。
そのため、基本的には「出したら勝負を決めることができる」様なデッキで使われることがほとんどだったぞ!《黒神龍ブライゼナーガ》を使用した代表的なデッキをいくつか紹介しよう。
《星龍の記憶》により自分のシールド全てをS・トリガーにした後《黒神龍ブライゼナーガ》を召喚する事で、「シールドのカード全てを発動する」といったコンセプトのコンボデッキ。
シールドに埋まっている必要はあるが、どんなカードでも踏み倒して発動することができるのがこのコンボの特徴だぞ。
大型呪文を発動させたり、
大型クリーチャーを召喚したり。
このデッキタイプは構築の自由度が高く、定期的に新しいデッキが作成されていたぞ!
《ヘブンズ・ゲート》から《奇跡の精霊ミルザム》《音感の精霊龍 エメラルーダ》を出し、各々の効果により山札のS・トリガーカードを連続的に使用。最終的にループする動きとなり、「無限に相手にドローさせる」等の方法で勝利するデッキ。
このデッキでの《黒神龍ブライゼナーガ》は、ループが止まりそうなときに《転生スイッチ》で場に出して試行回数を増やすといった、デッキの動きの補助のために採用されていた。
マナブーストから高速で《黒神龍ブライゼナーガ》を召喚し、シールドにあるスーパー・S・トリガー(シールドから手札に加わる時、自分のシールドが0枚なら強力な追加効果を発動)カードを使用。
各種スーパー・S・トリガーから《偽りの名 ヴィルヘルム》等の大型クリーチャーを一気に展開し、制圧するデッキ。
とても派手な動きが楽しめたが、勝つにしろ負けるにしろ《黒神龍ブライゼナーガ》の召喚で一気にゲームが終わるようなデッキだった。
なお、このデッキの流行のせいか、2019年3月1日に殿堂カード(デッキに1枚しか入れることができない)に指定されている。
このように《黒神龍ブライゼナーガ》は過去色々なデッキで活躍してきたクリーチャーだが、派手で悪い事に使われることが多かったぞ!
TCGの使われ方を踏まえてデュエプレの《黒神龍ブライゼナーガ》を見てみると、「回収するシールドが3枚」「相性の良さそうな派手なカードが無い」というのが大きな違いだ!
なので、デュエプレで使うには「手札が増える」「S・トリガーを使える」といった部分をしっかり活かしていく必要がありそうだ。
【ボルコン】同士の戦いなどコントロール系デッキの同系は、お互いに手札やクリーチャーの除去を繰り返し、山札切れで勝負が決する、なんてことも多いよな!
ドローカードで除去カードを集めたいけど、相手より山札が少なくなったら負け筋ができてしまう・・・。そんな状況を経験したプレイヤーも沢山いるだろう!
そんな時に《黒神龍ブライゼナーガ》を入れておけば、「山札を減らさないドローカード」として重宝するぞ!ただし、ビート系のデッキには腐り札になってしまいそうだ。
次は、S・トリガーを使える事を活かす方法だ!
これは単純にS・トリガーを多めに入れたデッキに採用し、能動的にシールドのカードを使っていく戦法だ!
例えば《アクア・サーファー》などのS・トリガークリーチャーばかりで構築した【トリガービート】デッキなら、《黒神龍ブライゼナーガ》自身を含めて一気に最大4体もクリーチャーを展開できる!自分のシールドが無くなる前に攻撃しきればいいから、デメリットも気にならないな!
使い方はすごく難しいけど、使いこなせれば強力そうなカードだな!
今回紹介したように、《黒神龍ブライゼナーガ》はその珍しい能力が重宝され、TCGで大活躍してきたカードだ。
デュエプレへの登場に際して少し修正が入りはしたが、問答無用で全シールドを回収しない点をメリットと捉えることもできるだろう!
第3弾『英雄の時空』のカードは勿論、今後登場するカードによっていつ大暴れしてもおかしくないカードだから、これからも見逃せないな!
マスキングもいくつかデッキ案が浮かんだから、近いうちに TwitterかYoutube で公開する予定だ!チェックしてくれよな!
それではまた!